SIP地域物流ネットワーク化推進協議会は、SIP「スマート物流サービス」を活用した、中ロット貨物パレット共同輸配送の構築、普及並びに啓蒙を目指します。

「ホワイト物流」推進運動に参加しました

2022/05/27

SIP地域物流ネットワーク化推進協議会は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動の主旨に賛同し、自主行動宣言を提出いたしました。

「ホワイト物流」推進運動とは

トラック運転者不足の深刻化に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的に、トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化および女性や60代以上の運転者も働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現に取り組む運動です。

SIP地域物流ネットワーク化推進協議会の取り組み

本協議は、自主行動宣言の中で、以下の取り組みを表明しています。

パレット等の活用
中ロット貨物パレット共同輸配送サービスの普及・構築により、一貫パレチゼーションを促進します。

発荷主からの入出荷情報等の事前提供
発荷主へ商流情報や運送依頼の早期共有に対するインセンティブを提供することで、出荷直前の運送依頼を削減し、物量の平準化を促進します。

幹線輸送部分と集荷配送部分の分離
輸配送工程を集荷・幹線・配達に分割することで、夜間長距離運行から昼間中近距離運行にシフトします。

発注量の平準化
運送依頼と輸送空きリソースをマッチングする立場のサービスプロバイダーが、運送依頼・輸送空きリソース(フォーキャスト)に基づき、輸配送計画(アジャスティング)、納期調整(ネゴシエーション)し、物量を平準化します。

物流システムや資機材の標準化
内閣府SIPスマート物流サービス「地域物流」において構築した商流需給・物流需給オープンプラットフォームを活用し、データ項目やオペレーションの標準化を促進します。

運賃と料金の別建て契約
運賃と附帯業務料などの料金を別建て契約することで、ドライバーの働き方改革や所得増加に貢献します。



「ホワイト物流」推進運動ポータルサイトに掲載されている、本協議会の自主行動宣言の内容はこちらをご覧ください。