【シンポジウム開催情報(終了)】スマート物流サービスが目指す地域物流の実現(6/9・6/25)
2021/05/17

シンポジウムは終了しました。多数のお申込み・ご参加をいただきありがとうございました。
シンポジウムの動画はこちらからご覧ください。
国内物流の9割を担うトラック輸送。トラック輸送の供給力はドライバー不足等のため、2030年までにおよそ3割減少すると予測されています。
このままでは、モノを生産しても運べない「物流危機」が常態化してしまいます。
商品の安定供給を今後も持続可能とするためには、従来の「物流情報」に加えて、「商流情報」を物流企業へ共有する必要があります。
「物流危機」を乗り越えるキーである「物量の平準化」は、荷主企業から事前に共有された「商流情報」に基づいて“共同”で輸配送を計画することで、はじめて実現できます。
スマート物流サービスが目指す地域物流では、 「業種業態を越えたユニット共同輸配送」を通じて、当日運送依頼の削減、ドライバー分業、 輸送力確保および時間指定緩和の4つの課題を解決することにより、荷主企業への輸送力の安定供給を図ります。 同時にトラックドライバーの働き方改革に貢献します。
当シンポジウムでは、内閣府が推進する戦略的ノベーション創造プログラム(SIP)「スマート物流サービス」(情報を活用したスマート物流 の構築を目指すプロジェクト)のご紹介や、パネルディスカッションによる荷主企業ならびに物流企業の意見交換をお聴きいただき、皆様と一緒に物流のスマート化を考えます。
シンポジウムの概要
開催日時 | 6/9(水)13:00~15:15 【終了】 6/25(金)13:00~15:15【終了】 |
開催方法 | オンライン ライブ配信(zoom) |
参加費 | 無料(事前登録制) |
参加方法 | インターネットを利用したライブ配信で開催します。 パソコン・タブレット・スマートフォンのいずれかを用意ください。 接続方法の詳細はこちら |
主催 | 内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) スマート物流サービス「地域物流」プロトタイプ基盤の高度化 代表研究機関 株式会社セイノー情報サービス |
後援 | 内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) 「スマート物流サービス」管理法人 |
お問合せ先 | 株式会社セイノー情報サービス スマート物流推進室 シンポジウム事務局 TEL:0584-77-2389 E-Mail:chiikibutsuryu@info.seino.co.jp |
プログラム
挨拶
開会挨拶 13:00~ 13:05 |
株式会社セイノー情報サービス 代表取締役社長 鳥居 保徳 |
来賓挨拶 13:05~ 13:20 |
内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局SIP/PRISM担当 参事官 江頭 基 氏 国土交通省 総合政策局 物流政策課 課長 阿部 竜矢 氏 経済産業省 商務・サービスグループ 物流企画室 室長 西野 健 氏 |
基調講演
13:20~ 13:50 |
SIPスマート物流サービスの取り組みについて 我が国の物流業界では、人手不足やニーズの多様化、商習慣の問題等によって、従来のサービスの維持が危ぶまれています。 この現状を打破するには、企業や業界の垣根を超えたサプライチェーン(SC)全体の最適化が不可欠です。 内閣府のプロジェクト SIPスマート物流サービスでは、SCの川上から川下までの物流・商流に関するデータを蓄積・解析・共有するための「物流・商流データ基盤」を構築します。 さらに “物流の省力化・自動化に資するデータ”を自動収集する技術開発も行っています。 本講演では、本プログラムの目指す姿と取り組みを紹介します。 内閣府政策統括官付SIPスマート物流サービス担当 プログラムディレクター 田中 従雅 氏 |
パネルディスカッション
6/9 【終了】 13:50~ 14:35 |
スマート物流における「競争領域」と「協調領域」を考える 「物流危機」を乗り越えて「持続可能な地域物流」を実現するには、荷主企業における物流を「競争領域」と「協調領域」に仕分けした上で、「物流の協調領域」を拡大する必要があります。 当ディスカッションでは、荷主企業、運送事業者を交えた多角的な意見交換により、スマート物流のサービスのあり方を討論します。 モデレーター 株式会社ローランド・ベルガー パートナー 小野塚 征志 氏 パネラー サンスターグループ コーポレートマネージメント 日本ブロック理事 ロジスティクス担当 荒木 協和 氏 日本通運株式会社 ロジスティクスエンジニアリング戦略室 室長 髙橋 啓 氏 内閣府政策統括官付SIPスマート物流サービス担当 プログラムディレクター 田中 従雅 氏 株式会社セイノー情報サービス 代表取締役社長 鳥居 保徳 |
6/25 13:50~ 14:35 |
商流情報の早期共有による物流の平準化を考える 荷主企業から運送事業者への当日運送依頼は、非効率な物流の一因となっています。 地域物流が目指す効率的な物流では、荷主企業から事前に共有された「商流情報(納期回答)」に基づいて“共同”で輸配送を計画する「物量の平準化」により、はじめて実現します。 物量の平準化」は、荷主企業における商慣習の変革を伴う取組みとなるため、 荷主企業の“生の声”を確かめながらその要件を整理します。 モデレーター 株式会社ローランド・ベルガー パートナー 小野塚 征志 氏 パネラー サンスターグループ コーポレートマネージメント 日本ブロック理事 ロジスティクス担当 荒木 協和 氏 丸紅株式会社 物流企画営業部 デジタルSCM推進課長 渡辺 順 氏 内閣府政策統括官付SIPスマート物流サービス担当 プログラムディレクター 田中 従雅 氏 |
SIP地域物流ネットワーク化推進協議会のご案内
14:35~ 15:05 |
地域物流ネットワークを目指す推進協議会の設立について 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) スマート物流サービスにおける「地域物流」モデルでは、プロトタイプのデータ基盤構築及び概念検証を終え、現在その高度化及び社会実装を目指しています。 「SIP地域物流ネットワーク化推進協議会」とは、地域物流モデルの社会実装の促進のため、「業種業態を越えたユニット共同輸配送」を通して、以下の3つの目的に取り組む任意団体であり、広く荷主企業、物流事業者の参加を得て設立するものです。 1)業種業態を越えた共同輸配送による物流の効率化 2)地域物流における共同輸配送ネットワークの構築および全国展開による持続可能な物流の実現(物流 SDGsへの貢献) 3)JV(共同出資体)の前駆体の組成 本セクションでは、協議会設立についてご説明します。 SIPスマート物流サービス「地域物流」社会実装責任者 株式会社セイノー情報サービス 取締役 LLPサービス担当・スマート物流推進担当 博士(工学) 早川 典雄 |
デモンストレーション
15:05~ 15:15 |
「地域物流」を支える情報基盤のご紹介 ~商流需給オープンプラットフォーム・物流需給オープンプラットフォームのデモンストレーション~ 荷主企業および運送事業者から見た情報基盤の利用法について、実画面を用いてご紹介します。 株式会社セイノー情報サービス スマート物流推進室 室長 近藤 一巳 |
注意事項
・プログラム内容は、一部変更になる場合があります新着情報
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